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世界が集まる今こそチャンス!大阪・関西万博で見る海外ユーザーのホンネ

いよいよ2025年4月13日、「大阪・関西万博(Expo 2025)」が開幕します。

弊社のオフィスがある大阪・なんばスカイオ周辺でも、公式キャラクター「ミャクミャク」を見かける機会が増えており、街の熱気を肌で感じるようになってきました。

先日、大阪府民を対象にテストランが実施され、世間では賛否の声も上がっています。とはいえ、150以上の国と地域、そして多数の企業・団体が参加するこの万博は、関西をはじめとする日本全体にとって、インバウンド誘致・国際交流の大きな契機となることは間違いありません。

 

万博は「世界市場が日本にやってくる」タイミング

2025年の万博期間中(4月〜10月)、関西エリアには多様な国籍・文化背景を持つ訪日外国人が数百万人規模で訪れると予想されています。

これは単なる観光消費のチャンスにとどまりません。リアルな海外ユーザーと直接接点を持ち、インサイトを得られる貴重な機会です。

なぜ“現場”のインサイトが価値あるのか?

  • 展示物への反応には、その国・地域の文化的背景や価値観が反映される
  • 商品やサービスに対する質問には、言語・思考様式・購買プロセスの違いが表れる
  • 移動・行動パターンの観察からは、生活者視点でのニーズや障壁が見えてくる

こうした“生きたデータ”は、オンラインアンケートやデスクリサーチでは得られないものです。SNS上のリアクション分析、現地でのヒアリングや行動観察などを組み合わせることで、より解像度の高い「海外ユーザーのリアルな関心」にアプローチできます。

 

事例から学ぶ:2020年ドバイ万博のインバウンド戦略

前回のドバイ万博(2020年)はコロナ禍にも関わらず、世界175か国から観光客が訪れ、来場者の3人に1人がインバウンドでした。

航空会社が万博に合わせた集客戦略を展開
エミレーツ航空は航空券の早期予約で最大20%割引、滞在1分ごとにマイル加算といった施策を打ち出し、旅行動機を後押し。エティハド航空は乗客に万博無料パスを配布し、来場促進に貢献しました。

インバウンド誘致が観光業全体に波及

万博の会場周辺に限らず、ドバイ市内のホテル・飲食・文化施設も多言語対応や特別展示を導入。街全体がインバウンド誘致の“実験場”となり、観光・商業の両輪で経済効果が拡大しました。

このように、一つの国際イベントが観光・交通・商業を巻き込み、地域全体の“体験設計”と結びついた好例として、ドバイ万博は多くの示唆を与えてくれます。

弊社では、現地インサイトを活用した海外マーケティング支援を行っています。

こうしたグローバルイベントにおいては、「情報を発信するだけ」でなく、現地で何が起きているかを“拾い上げる力”が企業のマーケティングにおいて決定的に重要です。

弊社では、訪日外国人の行動観察やインタビュー、SNS上の反応分析などを通じたインバウンド型マーケティングリサーチサービスを提供しています。

  • 「実際にどう使われたか?」を明らかにする現地観察型リサーチ
  • SNS投稿を言語・地域別に分類し、ユーザー感情や共感点を可視化
  • ユーザーが来場する前後での関心推移を追うカスタマージャーニー設計支援

外ユーザーとの接点をどう設計し、どう学び、どうつなげていくか。それこそが、万博をビジネスの成長に活かすカギになります。

 

現地の反応こそ、次の海外マーケティング戦略のヒントに。

2025年の大阪・関西万博を、通過点ではなく、
“次の海外展開につなげる一歩”として捉えてみませんか?

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