海外B2B展開では、
「良い製品を作れば売れる」という考え方は通用しません。
国内取引とは根本的に異なる3つの壁があるからです。

  • 取引の意思決定者が複数

    B2Cなら最終消費者に届けばよいですが、B2Bでは購買決定に複数部門が関与します。経営層以外にも各部門がそれぞれが異なる評価軸を持ち、グローバル企業であると国をまたいで意思決定が必要になることも多く、数ヶ月〜数年かかることも珍しくありません。

  • 日本のネームバリューは通用しない

    B2B取引では、製品スペックだけでなく「この会社は信頼できるか」「長期的なサポート体制はあるか」「実績はあるか」が問われます。特に海外では、日本国内での実績がそのまま通用せず、現地での信頼構築をゼロから始める必要があります。

  • ただの「翻訳」では伝わらない

    ローカライズとはただ「翻訳」するだけではなく、現地の文化、や習慣などに合わせて最適化する活動を指します。B2B展開する技術資料、提案書、認証対応、など、それぞれの国の規制、商習慣などに合わせた対応が求められます。

海外拠点の企業と継続的な接点を生み出すには、
戦略と実行を一貫させたマーケティング体制がカギです。

  • 市場と自社の座標を定める

    まず必要なのは、「どこで」「何を」「なぜ」届けるのかという全体設計。海外市場では、言語や文化だけでなく、意思決定の構造や購買行動が異なります。感覚や前例に頼らず、DMU(意思決定関与者)の構造分析や業界特有の購買プロセス、技術要件・認証・規制への対応を含めて“自社が選ばれる理由”を可視化。その上で、国ごとの目標とKPIを明確に描くことが出発点です。

  • 戦略を現地での行動に変換する

    BtoB特有の取引プロセスを踏まえ、段階的に接点を設計・構築するフェーズです。ブランドの方向性を守りながら、現地市場での「認知→浸透→体験」を一貫して設計します。展示会やウェビナー、業界メディアでの認知拡大を起点に現地営業・マーケティング双方の連携を強化していきます。

  • 成果を測り、違いを知る

    グローバル展開では「成果の基準」が国ごとに異なります。単純な売上や問い合わせ数だけでなく、ブランド認知、エンゲージメント、潜在顧客との接点数、MQL・SQLの質と数、商談化率、検討期間の短縮、カスタマーライフタイムバリューなどを多面的にモニタリング。仮説と実績の差分を客観的に見つめることで、“次に投資すべき領域”が明確になります。

  • 組織として学びを還元する

    文化の違う海外に向けては「改善」ではなく「学習」という意識づけが継続的なビジネスへとつながります。各国の知見や成功事例を横断的に共有し、戦略・運用・体制を継続的にアップデート。ローカルの経験値を本社戦略に還流させることで、組織全体が“海外で勝てる思考”へと進化します。

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